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富野由悠季乱心!? クロノクル&コンティオ危うし『機動戦士Vガンダム』



コンティオは、重要なMSです。
コンティオの発展機であるリグ・コンティオは、ウッソの最大のライバルであるクロノクル・アシャーの最後の乗機でした。


最大のライバルは、ウッソが最後に戦ったカテジナという意見もあります。
なにしろ、ラスト2番目に戦ったのがリグ・コンティオクロノクル、ラストはゴトラタンのカテジナ
であり、そこから導かれる結論が、ウッソの最大の敵はカテジナだというのはうなずける話です。

ただ、富野由悠季監督も、ラストの敵をクロノクルにするか、カテジナにするか、終盤まで迷いに迷ったそうです。
意見を聞いたスタッフ全員が、ラスボス=カテジナであったため、クロノクルは『Vガンダム』の最後の敵にはなれませんでした。

ウッソの初恋の相手を最後の敵にするという、皮肉な運命の魅力に女王の弟クロノクルは敗れ去ったのかもしれません。

ただし、ラスボスでなかったとしても、MS操縦の技量や戦いのいきさつを勘案すると、わたしなどはクロノクルがウッソの最大の敵だったとも思えるのですが……。
(ただし、わたしがクロノクルびいきであることも、ここに記しておかねば卑怯者のそしりをまぬがれないでしょう。ガンダムシリーズ全体でも、『ポケットの中の戦争』のバーニィについで2番目に好きなキャラクターがクロノクルであり、『Vガンダム』においては圧倒的に1番好きなキャラクターなのです。ですから、公平な判断力が担保されているのかと問われれば、それには「疑問」と答えざるをえないでしょう)


いずれにしろ、『Vガンダム』において、きわめて重要なMSであることは確かでしょう。

このコンティオ、もともとは別の名が考えられていたといいます。

……コンマオ。
言いづらいのですが、逆さから読んでみてください。
ただし、女性は読まないほうがいいかも……。

つまりは、そういうわけです。

どうも、精神的に不安定だった富野監督が思いついたネーミングらしいのですが、その意図することに気づいたスタッフがなだめすかして監督の意思を翻意させたともいいます。
真実はわかりません。
ただの伝説かもしれません。
そうであるなら、救われるような、つまらないような。

ともかく、クロノクルの最後の愛機がリグ・コンマオになることはなかったのです。
危ないところでした。

ただ、姉であり母親代わりでもあるマリア・ピァ・アーモニアと恋人であるカテジナの女性2人にがっちりと運命を握られていたようなクロノクル最後の愛機に、リグ・コンマオの名はふさわしいのかもしれないなあ、とは冗談抜きで思わないでもありません。
もしかしたら富野監督も、酔狂からではなく、深い考えがあってコンマオの名をつけようとしたのかもしれません。


ただ、わたしには一つの疑念があります。
コンティオの名前です。

逆から読んでみてください。
ただ、こちらも、女性は読まないほうがいいかもしれません……。

そうです。
コンマオにくらべるとわかりづらいかもしれませんが、我々男子にはなじみのアレにわたしなどは読めてしまうのですが。


人生の最後に、恋人であるカテジナでなく、母親がわりの姉マリアを選んでしまうクロノクルですから、もしかしたらクロノクルには近親相姦の願望があったのかもしれない……その隠喩として、クロノクルの最後の愛機の名称にアレを暗示するコード(暗号)を埋め込んでおこうということでリグ・コンティオの名を冠した、そんな富野監督の秘められた意図があったのかもしれない、なんてことが?

まあ、それはないでしょうね。

ただ、富野監督の小説には、性的なものへのこだわりが散りばめられています。
執着といっていいくらいのこだわりが。
その富野監督ですから、もしかしたら……などと勘ぐってしまうのですが。


コンティオ
……逆から読むのは考えすぎでしょうかね?