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ララァ・スン 富野由悠季初期設定では【白人&金髪】だった『機動戦士ガンダム』



ララァ・スンは白人&金髪になるはずだった


ララァ・スンは、富野監督の初期構想のなかでは「白人&金髪」だったといいます。
しかし、脚本家の「ニュータイプが出てくるならばこういう人たちから」という意見により、インド系の少女として再構想されたのだそうです。
(なぜ、ニュータイプがインド系なのかはわたしにはわかりません。ヨガや瞑想などの影響でしょうかね? それとも仏教発祥の地だから?)

2000年代、ムックか雑誌で「ララァは富野監督の当初の案では金髪の白人だった」という記事を読みました。
誌名は忘れました。
ネットで調べてみると、脚本家(わたしの記憶では安彦良和だったのですが)の意見により、金髪の白人からインド系に変更されたのは間違いなさそうです。

富野監督の頭のなかでは、初め、ララァは金髪の白人だったのです。
セイラのような?
そして、おそらくは、シャアとセイラの母親のような?




マザコンのシャア……「ララァ・スンは、私の母になってくれるかもしれなかった女性だ!」


シャアは、『逆襲のシャア』(1987) でマザーコンプレックスであることが周知のものになりました。

アクシズの地球への落下により、シャアとアムロの生命が尽きようとしていたときのことです。
シャアはアムロに、

ララァ・スンは、私の母になってくれるかもしれなかった女性だ!

と絶叫するのです。
まるで、それが遺言であるかのように。
このセリフは、生前、最後のシャアの言葉です。
このあと、そのまま続けて「そのララァを殺したお前にいえたことか!」とアムロに言い放ち、シャアの姿は画面から永遠に消えてゆきます。

そのアムロが、

「お母さん? ララァが?」

と戸惑っていたのが印象的でした。
その戸惑いは、我々、視聴者のものでもあったでしょう。
(ちなみに、この言葉も生前のアムロ最後の言葉です。
このあとすぐ「うわ!」という絶叫とともに、アムロの姿も画面から永久に消えてゆきました)

いまでこそ、ファンのあいだでシャアがマザコンであることは知れ渡っており、それがシャアをからかう一つの定番にもなっていますが、公開時、これはけっこう衝撃的でした。
シャアの女性に対する姿勢は、成熟した大人の男のそれと思っていたところ、女性に(ララァに。もしかしたら、ナナイ・ミゲルにも)母親を求めていたのですから。

当時のアニメ雑誌『OUT』には、比較的長文の批評を掲載する読者投稿のコーナーがありました。 
そこに、シャアがマザーコンプレックスであったことへの非難といいましょうか、怒りといいましょうか(あるいは失望か)、読者からの詰問するような強い批判が寄せられていました。
それに賛同する人は、けっして少なくはなかったでしょう。

この『逆襲のシャア』から、シャアにはマザコン属性が抜きがたくついてまわるようになりました。




褐色の肌のララァ、白い肌のシャア


ただ、違和感はありました。
白い肌のシャアが、褐色の肌のララァに母親を求めていたことに。

そのころ、高校一年生であったわたしは、親子関係というものを血と遺伝で考えるようなところがありました。
単純に、肉体的な継承性を親子の基準にするような。
(いまでは、血のつながりや容姿などではなく、精神的なつながりが家族にとってはもっとも大事なものだとおもっていますが)
その基準からすると、白人の女性に母性を求めるのが自然の流れのように思えたのです。




ララァは、白人金髪のセイラ似の女性になるはずだった?


しかし、ララァが金髪の白人女性であったと想定するなら、違和感はすっきりします。
ララァの肌の色を褐色から白へ、髪の色を金へと置き換えてみてください。
なにやら、セイラに似た女性にならないでしょうか?
(なんとなくでも)
(ちょっと無理なこじつけでしょうかね?)

富野監督は、最初の『ガンダム』の時点で、シャアとララァとの関係はマザーコンプレックスを軸に考えていたのかもしれません。
富野監督の頭のなかでララァが金髪の白人だったのは、セイラを意識していたのかもしれません。
より正確にいえば、セイラが面影を受け継いでいる(かもしれない)母親を。
なにも、『逆襲のシャア』にいたってシャアがララァに母性を求めていたというような唐突なものではなかったのかもしれません。
富野由悠季の心のうちでは。

そんなふうにも思えるのです。
なんとなく。
ただ、なんとなく。
……やっぱり、違うか?



ギレン・ザビIQ240 240ってギャグですか? 『機動戦士ガンダム』



ギレン・ザビのIQは240!


ギレン・ザビの知能指数は240だそうです。
240!

いくらなんでも、ふっかけすぎでは?
(富野監督ですかね? この、無謀な設定をつくったのは)




知能指数の信憑性


IQは120以上で秀才。
140以上で天才です。

一説には、東大生の知能指数平均は120なのだそうです。
(ちなみに、IQ120は10人に1人、IQ130は50人に1人だそうです)

そして、ギレンは240。
国民平均のIQ100と東大IQの差は20。
国民平均のIQ100と天才IQ最小値140の差は40。
国民平均のIQ100とギレンのIQ240は、その差、140!

天才IQ最小値140と比較しても、100も上回っているのです。

リアリティーがなさすぎて、すごいことはわかるのですが、どうすごいのか実感が湧きません。



アインシュタインは、IQ172だそうです(ただし、IQテストを受けたことはなく、単なる推測とも)。
父デギンに「ヒトラーの尻尾」と言われたギレンですが、そのヒトラーはIQ150(こちらも信憑性は不明。単なる推測の可能性が高い)。
IQ130以上は人口の2.2%という研究結果もあります。
IQ125以上は6.7%という、上記とは別の学者の研究結果も。
IQ120以上だとおよそ10%。



もちろん、知能指数測定が本当に正確なIQを割り出しているのかは、古今東西で物議をかもしています。
一説には、問題に馴れるなど訓練すればIQの測定値は大幅に上がるともいいます。
さほど上がることはないという意見も。

ただ、だいたいの知能指数をあらわしているようではあります。
(ただし、正確なIQは測れないという意見も専門家のあいだではかなり根強い)

IQ測定を一応信頼できるものとここではしておきましょう。
だとすると、IQ240は驚異的でしょう。

実際に測定されたIQの最高値はいかほどなのでしょう?
もしかして、IQ240に満たなかったりして……。

(信頼できるIQ測定だと、160程度が上限だという説もあります。
かたや、ギネスに認定された世界最高のIQはアメリカ人女性マリリン・ボス・サバントのIQ228だそうです。ただし、正確なIQ測定が可能なのかには論争あり。ギネスも、世界一IQの高い人物を認定するのは無意味で信憑性がないということから、世界一のIQ認定をいまはしていません)

信憑性がないかもか……ギレンのIQ240は自己申告だったりして。




「セブンスターEX(Seven Stars EX)」CM (BGM:イーディー・ゴーメ『ギフト』)



セブンスターEX(Seven Stars EX)のCM


子供のころにはひたすら憧れの対象でしたが、大人になってみると「カッコよすぎだろ」とつっこみをいれたくなるものがあります。



たとえば、CM。
1986年ごろ。
セブンスターEX(Seven Stars EX)のCM。

わたしは、そのころ中学3年生。
テレビ東京系で水曜の22:00~22:30まで放送していた『ヒッチコック劇場』(1986.10.1~1986.12.24、1987.1.7~1987.3.25)のなかで、よく目にしていたタバコのCMです。

商品のイメージ向上をはかるため、現実から遊離した「カッコよすぎる」要素がつぎつぎにぶち込まれてくる。



出演する男女は5人の白人。
みな、絶世の美男・美女ばかり。
世界的に通用しそうなモデルばかり。

そんな5人が、ニューヨークのインテリアデザイン会社に勤めている。
ニューヨークという場所もインテリアデザイナーという職業もすかした設定ですが、会社に勤めている5人全員が自分の恋人には紹介したくないような美男・美女ばかりという現実感のなさ。

苦みばしった渋すぎる中年の美男子。
自信に満ちた、さわやかな笑顔がまぶしい好青年風の美男子。
ひげを豊かにたくわえ、恰幅もよい、貫禄のある初老?の美男子。
眼鏡をかけて真面目そうだが、眼鏡外すとシャレにならなそうな青年の美男子。
美女とはいえないかもしれないが、きりっとして凛々しい面立ちをしたハンサムな女性。

……リアリティーまったくなし。
ここに、女性ボーカルのかっこいいジャズ(イーディー・ゴーメ『ギフト』)がBGMとして流れるわけです。

やりすぎでしょ。

主役の渋い中年美男子などは、デスクに向かい右手でペンを走らせながら、左手の中指・人差指・親指にタバコを手挟みつつ、ときにタバコを口に運び、喫う。
仕事を一休みして、高層ビルにあるオフィスの窓からニューヨーク・マンハッタン(たぶん)を漫然と見下ろし、やはりタバコを一服。

そこには、自分への自信からくる余裕がみなぎっていた。

かっこいい。
中学生のときは、こういうふうな大人になってみたいとおもった。
……もちろん、なれなかったですけどね。



それにしても、CMに出演した美男子たちはその後もずっと美男子だったのでしょうか?
中学3年生から40代後半になるあいだに、急激に容色のおとろえる事例を男女問わずいくらでも見てきています。
3年後には冴えない中年白人になっていた、なんてこともありえます。
しかし、CMのなかでは、いつまでもCMを撮影したときのまま彼らは生きつづけるのです。
やりすぎなくらい、かっこいいまま……。


マサキ……ホワイトベースの乗組員『機動戦士ガンダム』小事典




マサキ

正規の訓練を受けた看護兵
ジャブローでの補充要員(当初より乗艦説あり)
ミライに良く似ている
美人でホワイトベース乗組員に人気(一説に)

(35話、劇場版III)
(声優:セリフなし(35、劇場版III)、朴璐美(特別編))



解説
横顔と後ろ姿のみ。


看護学生だったセイラは医療面でも重宝されていたが、マサキのWB乗艦によって、ジャブロー以降、医療面の負担から解放された?


35話『ソロモン攻略戦』、劇場版IIIのみの登場。


しかし、キッカフラウセイラミライの主要キャラ以外では唯一登場したホワイトベースの女性クルーであり、とても貴重。
マサキの存在によって、ほかにも画面に登場しなかったWBの女性クルーが存在するかもしれないという世界観の幅ができた。
自分に似ているキャラクター、好きな女性に似ているキャラクターなどがWBに乗艦しているかもしれないという世界観の広がりを夢想することが容易になった。


カルフムラウマクシミリアンハワドサンマロバンマスタムラなど、名はあれど有名でないWBクルーの男性陣に対し、マサキはただ1人でその役目を果たす貴重な存在。


マサキの謎?の行動
マサキは唯一の登場シーンで謎の行動をしている。
ソロモン戦で負傷者続出。
医務室の近くであろうか、医務室に収容しきれなかったと思しき負傷者が通路にあふれている。
画面のなかの負傷者だけでも、10人を数える。
WBの乗組員の正確な人数は定かではないが、負傷率は相当なものだろう。
(あるいは、撃沈された他艦の兵士の治療もほどこしているのだろうか?)
いずれにしろ、あきらかに人手が足りないようで、負傷者のなかに看護兵がぽつりぽつりいる程度である。


「マサキ軍曹、輸血の準備を」
という負傷したハヤト?を手当てしているサンマロ(看護兵、軍曹、男)の言葉に、後ろにいたマサキはサンマロとは逆の方向にある部屋(医務室?)のなかに入っていく。
輸血の準備のためかと思いきや、そのあとまったくマサキは出てこない。
そのためか、ちょうどそこに来たフラウが「手伝うことあります?」と訊ねると、サンマロは「あ? AB型の輸血セットをもってきて」と頼んでいるのである。


フラウにあらためて輸血セットを頼んでいる。
では、マサキは「輸血の準備」を依頼されて、部屋のなかに入ってなにをしているのだろうか。
サンマロの声が聞こえなかったのか。
(サンマロを無視した説を唱える人もいる)
サンマロに声をかけられる前に部屋のなかをすでに見ているので、そのなかにいる患者(部屋が医務室なら)のことが気になり、そのもとに駆けつけたのか。
それとも、マサキに頼んだ輸血の準備とフラウに頼んだAB型の輸血セットは別のものだったのか(そうだとすると、マサキの行動は謎でもなんでもなくなるが)。


このすぐあと、あの名場面……涙目で悔しがるハヤトを慰めるフラウの場面になる。
ハヤト「みんなは?」
フラウ「無事よ。元気に戦っているわ」
ハヤト「そう。悔しいな、僕だけこんなじゃ。セイラさんにもカイさんにもかなわないなんて。な、情けないよ」
フラウ「なに言ってるの、ハヤト。立派よ、あなただって」
ハヤト「やめてくれよ、慰めの言葉なんて。こ、こんな僕だってね、ホワイトベースに乗ってからこっち、アムロに勝ちたい、勝ちたいと思ってて、このざまだ」
フラウ「ハヤト。アムロは、違うわ、あの人は。私達とは違うのよ」


身につまされる。
挫折を何度か経験すると、このハヤトの悔しさが胸に迫る。
フラウの慰めも、いい感じ。
ここいらで閑話休題。


もしかしたら、これがのちにフラウとハヤトが結婚するきっかけになったかもしれず(ハヤトが弱音を吐き2人のあいだが急速に近づいたかもしれず、フラウがアムロになにか疎遠なものを感じている印象があるようにも思える……。ただし、『Zガンダム』の小説版では、アムロはフラウと結婚したかったが連邦に軟禁されたためそれが叶わなかった旨の描写がある。小説なのでどこまで公式のものかは定かでないが、一応、参考までに)、その2人にとっては歴史的だったかもしれない瞬間、そのそばにはマサキやサンマロがいたわけである。


ともあれ、マサキは再び姿をあらわすことなく、ごく短時間で出番を終えた。
しかし、その登場によってWBの他の女性クルーの存在を推知させ、世界観を広げたことは特筆にあたいするのではなかろうか。



(『機動戦士ガンダム大事典』ラポート、『機動戦士ガンダム大事典 一年戦争編 復刻版』ラポート、『僕らのガンダム 全登場キャラクター徹底解析編』宝島社、『データガンダム キャラクター列伝 宇宙世紀編I』岡崎昭行 角川書店、『機動戦士ガンダム 公式百科事典』編著・皆川ゆか 講談社)



カル&フムラウ……ホワイトベースの乗組員 『機動戦士ガンダム』小事典




カル

カイを小さくしたような少年
小言が多い
メカニック担当
皮肉屋
不平家
小柄
よくブチ切れる

(18・25話、劇場版I)
(声優:二又一成(18)、塩沢兼人(25)、金沢寿一(劇場版I))


解説
顔も、髪の色・髪型もカイにそっくり。
カイを小柄にしただけのような外見。
不平たらたらなのも、そっくり。
皮肉屋という点でもカイに負けていない。
いや、むしろ、こじらせ具合はカルのほうが上かもしれない。
登場時はほぼ文句を言っているし、ほぼ常時、怒りまくっているのだから。
(フラウ・ボゥにはやさしかったが)


同じ皮肉屋ならルックス似ていてよくない?的な心理が、そこには働いているような気がするのだが。
キャラクターデザイン・安彦良和の、省エネで誕生したキャラクターなのかもしれない。


しかし、小言をぶつくさ言いつつも手はしっかり動いている。
整備やメカニックの仕事をおろそかにはしていない。
言うことは言うが、やることもしっかりやっている。


カル語録
カルがいかに「皮肉」をこじらせているか、少ない登場シーンから、カルのすべての言葉を抜粋してみよう。

(18話『灼熱のアッザムリーダー』)
アムロ脱走直後。
整備をしながら、カル、フムラウジョブ・ジョンの3人が話し合っている。
カル「ジオンに寝返るってことはねえだろうな?」
ジョブ・ジョン「まさか」
フムラウ「いやあ、ありえるぜ。ガンダム手土産にもってきゃ英雄あつかいだ」
カル「なにしろ脱走したやつだからな」
ジョブ・ジョン「ああ」
カル「冗談じゃないぜ、まったく」


(25話『オデッサの激戦』)
マチルダが亡くなりアムロは苛立っていた。
カルとオムル・ハングがガンダムの修理をしている。
アムロ「最小限度の修理でいいんです、作戦は始まってるんですから。とにかく、出撃できるようにしてください」
カル「わかってるよ、怒鳴るな」
オムル「やめとけ。マチルダ中尉がやられて荒れてんだからさ……」
カル「こっちだって同じさ」


(25話『オデッサの激戦』)
慣熟飛行のため、セイラがGアーマーで出撃する。
近くにはフラウ・ボゥ。
カル「Gアーマー発信するぞ。フラウ・ボゥ、下がって」
フラウ・ボゥ「きゃあ」


これで、すべて。
2話だけ。
セリフは6つ(わたしの調べた範囲では)。


しかし、出番もセリフも少ないわりには、その「個性的」な言動とルックスで御記憶の方もおいでだろう。
つきあうには苦労しそうだが、はたで見ているぶんには面白いキャラクターではなかろうか。


自分への自信のなさが、カルをひねくれさせたのだろうか。
ルックスに恵まれているとは、とうてい、言えない。
なにしろ、カルよりは背丈があるカイですらルックスに恵まれているわけではない。
まして、顔はうり二つ、身長はかなり小柄なカルはよけいにその傾向がつよい。


だから、依怙地(いこじ)になってしまったのかもしれない。
カルは自分のプライドや存在意義を護るのに懸命なのかもしれない。
カルはカルなりに必死なのかもしれない。
それが空回りして余裕のない言動になっているとすれば、それこそ皮肉である。
(自分の若いころを考えると、わたしはカルに妙な親近感をもってしまうのだが……)


カルも、マチルダのこと好きだったのね……。


カルは、文句をぶつくさ言いながらも、人生の中で一番充実していたのはホワイトベースの乗組員であったときだと、のちに回想していそうな気がする……。


カルのその後
カルは一年戦争を生き残れたのだろうか?
どちらともいえない。
オデッサの戦いのあと、カルは登場しなくなった。
ただ画面に登場しないだけで、ホワイトベースのどこかでがんばっていたかもしれない。
しかし、証拠はない。


ア・バオア・クーの脱出ランチは2つ。
そのうち後発のスペースランチに、フラウ・セイラ・ミライ・キッカ・レツ・カツ・ハヤト・カイ・ブライトたち主要なキャラクターが乗船している。
アムロが「帰れるところ」は、この後発の脱出ランチである。
この後発のスペースランチには、オムルなどの姿は確認できるが、カルは確認できない。


かたや、先行してホワイトベースを脱出したスペースランチのほうは、ほとんど描写がない。
だから、後発のランチに乗っていないWBの乗組員でも、こちらに乗船している可能性はある。
マサキ、フムラウ、マクシミリアン、ハワド、バンマス、タムラ、そしてカルなどの面々である。


もし、先発の脱出ランチにも乗船していなかったならどうだろう?
そのときは、戦死したか、負傷して後方に移送されたか……であろうか。
オデッサの戦い以降のいずこかにおいて、戦死したか、負傷したかの可能性もなくはない。
WBは幾多の激戦をくぐりぬけ、ダメージもかなりある。
艦内にいても戦死・負傷の可能性は、けっして低くはない。


無事でいてくれたのなら良いのだが。




フムラウ

小柄
目が小さい
気弱そうな顔
メカニック担当

(18話)
(声優:塩沢兼人(18))


解説
カルとジョブ・ジョンとの3人の会話のみに登場。


(18話『灼熱のアッザムリーダー』)
アムロ脱走直後。
整備をしながら、フムラウ、カル、ジョブ・ジョンの3人が話し合っている。
カル「ジオンに寝返るってことはねえだろうな?」
ジョブ・ジョン「まさか」
フムラウ「いやあ、ありえるぜ。ガンダム手土産にもってきゃ英雄あつかいだ」
カル「なにしろ脱走したやつだからな」
ジョブ・ジョン「ああ」
カル「冗談じゃないぜ、まったく」


18話のみの出演。
セリフも1つのみ。


気弱そうな顔に相違して、けっこう口調は荒い。
人を見た目で判断してはいけないということか。
それとも、安心できる仲間相手のため、ざっくばらんな口調になっただけか。
(内弁慶?)


カルとフムラウとジョブ・ジョンは仲良しだったのだろうか?
だめな感じの3人の組み合わせは、(自分の過去に照らして共通点があり)個人的には微笑ましい。
(ちょっと青春を感じる)


一年戦争を生き残ったかどうかは、カルとほぼいっしょ。
フムラウの場合は、ランバ・ラル隊との戦いの途中で消息がわからなくなるので、20話『死闘!ホワイトベース』の白兵戦などを生き延びることができたかも焦点となる。


無事であってくれたなら良いのだが。


(参考引用文献:『機動戦士ガンダム大事典』ラポート、『機動戦士ガンダム大事典 一年戦争編 復刻版』ラポート、『MOBILE SUIT GUNDAM THE MOVIES II』旭屋出版、『MOBILE SUIT GUNDAM THE MOVIES III』旭屋出版、『僕たちのガンダム 全登場キャラクター徹底解析編』宝島社、『ガンダム・エイジ』洋泉社、『機動戦士ガンダム 公式百科事典』編著・皆川ゆか 講談社)