FC2ブログ

Contents

ジョブ・ジョン……ホワイトベース乗組員 『機動戦士ガンダム』小事典




ジョブ・ジョン

ホワイトベースの予備パイロット
WBに当初より配属
パイロット訓練生
ガンペリーのサブパイロット
ガンタンクのサブパイロット
メカニックの手伝い
甲板士官
砲撃手
セイラに騙される(セイラはガンダムで初出撃)
コズンを独房に連行。
ブーンとキャリオカの歩哨に立つ
テキサスコロニーにおいてバギーでアムロ捜索
脱出ランチのパイロット(ア・バオア・クー)
ガンダムタイプのシュミレーションを受けている

(8~43話、劇場版II~III)
(声優:鈴木清信(8、16、17、18、22)、古川登志夫(11、40)、竜田直樹(13)、塩沢兼人(21、28、35、38)、二又一成(43)、三輪禎大(劇場版II)、小林通孝(劇場版III)、岸尾大輔(特別編))



解説
マチルダ言うところの「何でもできる人が重宝がられています」(セイラに対しての発言)を地でゆく人物。


なにげに有名。
『ガンダム』が尋常でなく大ヒットしたことにより、ほかの作品でならとうていここまでは有名になれなかったであろう(忘れられていたであろう)というくらい大ヒットの恩恵を受けたキャラクター。


Gアーマーのパイロットになるはずだったが、MS戦闘の経験の少なさからGアーマーパイロットはセイラに。
ガンダムでの戦闘経験(16話『セイラ出撃』での、とくにコズンのザクにボロボロにやられただけの戦闘経験だったが)が運命をわけたのだ。
このときジョブ・ジョンはセイラに騙されて、セイラの無断出撃を許してしまった。
そうでなければ、ジョブ・ジョンはGアーマーで英雄になっていたかもしれない。
あるいは、スレッガーのように戦死していたか?
セイラに騙されたのが吉だったのか凶だったのかは神のみぞ知る。


慢心するアムロをガンダムから降ろそうとしたとき、ブライトが、シュミレーションをしている人物として名を挙げたのがジョブ・ジョンとオムル・ハング。(17話『アムロ脱走』、『劇場版II 哀・戦士編』)
2人のうちどちらかをガンダムに乗せようとしたのか、ガンキャノン、ガンタンクのパイロットのだれかをガンダムに乗せ、その代わりとしてどちらか1人をガンキャノン、ガンタンクに乗せようとしたとおもわれる。


カルフムラウと、脱走していたアムロについて会話していた。(18話『灼熱のアッザム・リーダー』)
カルがもっともアムロに懐疑的で、ジオンに寝返るのではないかと強く危惧していた。
フムラウも、それに同調。
ジョブ・ジョブは、渋々ながらも同意。
(3人は仲が良い?)


リュウの死に責任を感じ涙していた。(21話『激闘は憎しみ深く』)
ガンタンクが動かないところを、負傷していたリュウが強制的にジョブ・ジョンとパイロットを交代、リュウはガンタンクから分離したコア・ファイターで、ガンダムをあわやというところまで追いつめたハモンのマゼラトップに特攻していった。
サイド7以前からつきあいのあるパイロット候補生同士として、リュウには特別な親しみをもっていたのかもしれない。
ジョブ・ジョンは、本当に好人物である。


コスモ・バビロニア建国戦争において、海軍戦略研究所サナリイの幹部として、フォーミュラ計画のモビルスーツ開発にかかわり、F90(F91も?)の機体設計に携わったという説もある。
(ホワイトベースの元仲間たちを苦しめた(支援もしているが、おのれの利益のために相手側にも支援をして戦争を長期化させようとしている)アナハイム・エレクトロニクスへの反抗心から、打倒AEでフォーミュラ計画に邁進したのなら面白いのだが……)



「金髪の美少年」問題
ガンダム初期のころ(1979)からの、「大問題」。


ランバ・ラル隊との白兵戦のさい(20話『死闘! ホワイト・ベース』、劇場版II『哀・戦士編』)に、とてつもない金髪の美少年が。
アムロたちに対し「78番ハッチが突破されたぞ!」と叫ぶ金髪の少年。


この少年兵はジョブ・ジョンであるのかないのか、いまだ『ガンダム』がブレークしていなかった本放送時から初期のガンダムファンのあいだで大論争になった(……そうである。わたしは小学校低学年、アニメ誌を買うようになったのははるかのちのこと)。


この金髪の少年は「綺麗なほうのジョブ・ジョン」と呼ばれたり、わたしがバックナンバーで目にしたところだと「麗しの金髪の美少年」などと呼ばれていた。
「ジョブ・ジョンではないだろう、なにしろ謎の金髪の少年はとてつもない美少年だからな」という
ジョブ・ジョンにとっては身も蓋もない理由で否定されることもしばしば。
しかし、それもしかたない。


なにしろ、ガルマシャア級の美形なのである。
ジョブ・ジョンと認めがたいのは当然である。
ジョブ・ジョンは悪くないルックスだと私的にはおもうが、親しみやすいタイプの顔で、ガルマやシャアのような美形中の美形というわけでないことは言を費やすまでもないだろう。


サンライズのガンダム公式サイトで、以前(すくなくとも2018年9月の段階まで)はジョブ・ジョンの紹介画像に「金髪の美少年」が使われていた。
いま(2018.12.3)は、その画像が「普通のジョブ・ジョン」に変更。
これはどういうことなのだろうか?
「金髪の美少年」はジョブ・ジョンがサンライズの公式なのか、という問い合わせでもあったのだろうか?
それに対し画像を変えたのなら、「金髪の美少年」はジョブ・ジョンではないか、ジョブ・ジョンかもしれないが断定はできないということで画像を差し替えた可能性もある。
担当者のたんなる気まぐれで変更したのかもしれないが。


ただ気になるのは、ラポートは『アニメック』誌上などで80年代(79年?)からこの謎をよく取り上げていて真偽不明としていたのだが、91年に発売された『機動戦士ガンダム 一年戦争編 復刻版』では、「本放送中に話題になった謎の金髪の少年は、どうやら彼(ジョブ・ジョンのこと)であったようだ」と断定めいた口調でジョブ・ジョンであることを認めている。
これは、なにか確定するだけのサンライズからの発表なりなんなりの事情があったのだろうか?
それとも、筆者個人の意見なのか?


限られてはいるが手許の『ガンダム』本をひもといても、どうも、多数意見は「謎の金髪の美少年」はジョブ・ジョンであるというスタンスである。
(ただし、『機動戦士ガンダム 公式百科事典』のように、「現在では別人との説で落ち着いている」とジョブ・ジョンとは別人説を明言している著書もあり)
むろん、驚きつつであるが、ジョブ・ジョンは見よう(角度や光の加減か?)によっては「美少年」という認識が定着しているような……。
それにしても、ガルマ、シャア級の美少年がジョブ・ジョンというのは……。


(参考引用文献:『機動戦士ガンダム大事典』ラポート、『機動戦士ガンダム大事典 一年戦争編 復刻版』ラポート、『MOBILE SUIT GUNDAM THE MOVIES II』旭屋出版、『僕たちの好きなガンダム 全登場キャラクター徹底解析編』宝島社、『機動戦士ガンダム MSパイロット名鑑 一年戦争編』T2出版、『データガンダム キャラクター列伝 一年戦争編I』岡崎昭行 角川書店、『ガンダム・エイジ』洋泉社、『機動戦士ガンダム 公式百科事典』編著・皆川ゆか 講談社)
(参考:『ガンダムストーリー 全セリフ まとめ』さん、『機動戦士ガンダム公式Web』さん)



Comments

Post a Comment
管理者にだけ表示を許可する