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『機動戦士Zガンダム ジェリド出撃命令』4 ゲームブックあらすじ/解説(『機動戦士ガンダム0087 ジェリド出撃命令』)



■目次
1. RMS-179 ジムII、RGC-80 ジムキャノン
2. M4A-3 ザラマンダー、RMS-106 ハイザック
3. C-130 フライングコンテナー、FF-3 セイバーフィッシュ
4. MS-09F2 ドム寒冷地仕様(ブリザード・ドム、ドム・ブリザードタイプ)


1. RMS-179 ジムII、RGC-80 ジムキャノン
傍受した無線は、最後のウェイブ・キャッチャーのあるポイントM16-Y19が、旧コンビナートの東20kmにあることを示唆していた。

旧コンビナートは半島南端。
いまいる針葉樹林地帯からは西南の方角。
さほど離れた距離ではない。

ジェリドは、旧コンビナートの東方20kmの地点を目指す。

コンビナートは、操業を停止していた。
廃墟となった工場跡地が空しい。

念のため、造船工場に行ってみる。
周囲をドックに囲まれている。
ドックの壁に閉じ込められ、闘技場のような圧迫感があった。

そのとき、ドックの壁が崩れた。

壁の向こうから2機のMSが出てくる。
RMS-179 ジムII
RGC-80 ジムキャノン

MSは傷みが激しいようだ。

まずはジムII。
機動値:10
装甲:C

ジムIIと交戦する。
ジムIIを撃破した。

ジムキャノンは、キャノン攻撃ではなく、素手で立ち向ってきた。
機動値:6
装甲:C

ジムキャノンと交戦する。
ジムキャノン撃破。

次いで、コンビナートの港に向かう。
そこには大型「ホバートラック」があった。
ホバー上陸用装甲車だ。
荷台を調べると、MS用の弾薬と整備用部品があった。
ハイパーライフルに弾薬を補給する。


2. M4A-3 ザラマンダー、RMS-106 ハイザック
最後のウェイブ・キャッチャーがあるかもしれない、旧コンビナートの東へ向かう。
ポイントM16-Y19はどこか?

平原地帯に入った。
広大な平原。

旧コンビナートから、およそ20km。

そして……。
100m近くある巨大な銀色の鉄塔。
ウェイブ・キャッチャーだ。
最後の、ウェイブ・キャッチャー。

ウェイブ・キャッチャーに向かう。
そのとき、ウェイブ・キャッチャーの方角から、唸るような低い音が聞こえてくる。

戦車?
重ミサイルホバークラフトだった。

「M4A-3 ザラマンダー
重装甲の機体に、ホバーノズルを装備した戦闘車輛。
車体上部に大型ミサイルポッド。
そのミサイルは、MSを相手にしても充分に伍してゆける。

(ミサイルホバークラフトといえば「ファンファン」が有名。
両脇左右下部にあるファンによってホバー走行。
両脇左右上部の5連装ミサイルポッドの無線誘導ミサイルが武器。
ジャブローで、マチルダ・アジャン中尉の婚約者ウッディ・マルデン大尉が搭乗した機体。
シャア・アズナブル大佐のMSM-07S ズゴックのメインカメラを破壊したが、その代償に撃墜され戦死してしまった)

機動値:6
装甲:D

ザラマンダーと交戦。
ザラマンダー撃破。

さらに最後のウェイブ・キャッチャーとのあいだに、人型の巨人が立ちはだかる。

「RMS-106 ハイザック
濃紺色のハイザック。
連邦所属だった機体か?

武装はハイパーライフル。

ハイザック VS ハイザックだ。

ハイザックと交戦。
ハイザック撃破。

ジェリドはウェイブ・キャッチャーに近づく。
銃弾を放つ。
最後のウェイブ・キャッチャーを破壊した。


3.C-130 フライングコンテナー、FF-3 セイバーフィッシュ
あとはバックランド基地から、レーザー通信で任務遂行の報告を入れなければならない。
高出力ビーム砲は、エネルギー源を絶たれて沈黙したはずだ。
しかし、どれだけのMSやその他の兵器が行く手を遮るだろうか。

北へ……。
バックランド基地へ。

しばらく行くと、東の林の中に小さなコンテナがあるのを発見した。
調べると、高機動バックパックを発見した。
MSの機動力を飛躍的に向上させる。
移動所要時間を半分に短縮できる。
連邦に登録されているすべてのMSに取りつけることができる。

高機動バックパックをハイザックにつける。
さすがに速い。

しばらくすると、不時着している輸送機に出くわした。

「C-130 フライングコンテナー
ミデア大型/中型輸送機(一年戦争時には大型輸送機に分類されていたが、のちに中型に分類しなおされた)の改良型。
ミデアは全長45mだが、フライングコンテナーは全長60mの大型輸送機である。

調べてみるかジェリドは迷う。
しかし、フライングコンテナーは爆発した。
調べていたら危ないところだった。

爆発の際、一個のコンテナが機外に吹き飛ばされてきた。
コンテナには「汎用ヒート兵器」とある。
開けてみると、「汎用型ビームサーベル」が数本納められていた。

通常、ビームサーベルはMS本体から電力を供給するため専用機でないと使用できない。
汎用型ビームサーベルは、どの機種でも使用できるよう内部電源型に改修したものだ。
とはいえ、すでにハイザック専用のビームサーベルを所持しているので必要のない代物だった。

さらに北へ。
ハイザックは氷河地帯に入る。
ここを抜けると、スワード半島の東北にあるバックランド基地はすぐそこだ。

パールトロン氷河。
巨大な氷河だった。
旧世紀の西暦19世紀末、探検家のサエ・キケンゾが発見したという。

しばらく氷河を進むと、突然、足元が崩れた。
ジェリドは高機動バックパックを全開にし、ジャンプして難を避けた。

そのとき、ハイザック目掛け、戦闘機が降下してくる。

「FF-3 セイバーフィッシュ
コア・ファイター・バリエーションの一機種。
大気圏内における高高度戦闘能力と宇宙戦闘能力を兼ね備える。
大気圏内での戦闘には一定の評価。
宇宙においては、姿勢制御に化学燃料ロケットを用いたため、最大戦闘推力時間が短く、一撃離脱戦法を取らざるを得ない。

武器は対地ロケット弾。

機動値:4
装甲:E

セイバーフィッシュと交戦。
セイバーフィッシュを撃墜。


4. MS-09F2 ドム寒冷地仕様(ブリザード・ドム、ドム・ブリザードタイプ)
すぐさま、次の異変が。
ハイザックのセンサーが機影を捉える。
北の方角からなにかが急接近してくる。

ドムだ。

「MS-09F2 ドム寒冷地仕様(ブリザード・ドムドム・ブリザードタイプ)」
武装は重バズーカ砲とヒートサーベル。
ホバーノズル装備。
寒冷地用に各部が改修されている。
ドムの中でも最強のタイプとの評価もある(ドム系最強とされるドワッジとの優劣関係などは不明)。

一説には、Fはヒュンフのこととも。
MS-09F ドム・ヒュンフは、ドム系MSのなかでもかなりの高性能を誇る。
ドム・ヒュンフは改修/換装しやすい機体であるため、さまざまなバリエーションがある。
MS-09F/TROP ドム・トローペンは、ドム・ヒュンフの熱帯・砂漠用の機体である。
トローペン(Tropen)はドイツ語で熱帯の意味。
これに対し、ドム・ブリザードタイプは寒冷地仕様のドム・ヒュンフであるという説がある。
型式もMS-09F2のほかにMS-09F/Blidと記載するものもあり、そうなるとMS-09F/TROPに似た型式になる。
真偽は定かではないが、ドム・ヒュンフやドム・トローペン、ドワッジなどと並ぶドム系上位機種なのは間違いないだろう。

(2009~2013年までの『MSV-R』で、「MS-09 ドム 寒冷地仕様」が登場したが、MS-09F2との関連は不明)

ジェリドは、逃げることにした。
迂闊に戦ってはならない相手のような気がしたのだ。
スロットルレバーを一気に「緊急最大加速」に叩き込む。
いったん西に向かい寒冷地仕様のドムを巻き、そのあと北に針路を取ってバックランド基地を目指すことにした。

MS-09F2は追ってこない。

ジェリドのハイザックは氷河地帯を抜けて荒地に入っていた。
北へ行けばバックランド基地がある。

MS?
しばらく進むと、MSが折り重なるように倒れている光景がジェリドの目を捉えた。
戦場跡のようだ。

調べてみると、上限10発まで装弾可能なビームライフルの弾倉があった。

そのときだった。
砲弾が、ハイザックの右側を掠める。

次いで、砲弾が胸部に命中した。
すさまじい衝撃だった。
ハイザックが損傷する。

砲弾の飛来してきた方角に、ホバー走行で急接近するドム・ブリザードタイプの姿があった。
後を尾けられていたのだ。

ドム・ブリザードタイプの右肩には吸血コウモリのエンブレムが。
「ジオンの吸血コウモリ」ことノボトニー大佐の機体であった。
ノボトニーは、ジオンのエースパイロット。
ヨーロッパ戦線で、幾多の連邦軍兵士を死に追いやった冷酷無比のエースパイロットであった。
連邦の兵士たちが恐れとともに名付けた「ジオンの吸血コウモリ」。
その二つ名を気に入り、わざわざ愛機の右肩に吸血コウモリのパーソナルエンブレムを入れるような不逞の徒であった。

(ちなみに、『MSV-R』の「MS-09 ドム 寒冷地仕様」の肩には「バウンティハンター」のパーソナルエンブレムが施されている。
バウンティハンターとは、ヘルメットをかぶったドクロを図案化したもの。
ドクロをプリントした服などを売っているバウンティハンターが元ネタか?
搭乗者は不明)

機動値:15
装甲:B
(機動値、装甲ともにハイレベル)

古参のエースと誕生したばかりのエースの対決。
極寒の地で、新旧エース同士の対決が始まろうとしていた。

ブリザード・ドムと対戦。
ドム 寒冷地仕様を撃破。

「ジオンの吸血コウモリ」は、若きエースパイロットに極寒の大地で撃破された。
誕生したばかりのエースパイロットが、一エースパイロットを「過去のエースパイロット」へと押しやったのである。
しかし、その誕生したばかりのエースパイロットも、いつ「過去のエースパイロット」へ押しのけられるか知れたものではなかった。


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『ジェリド出撃命令』1へ
『ジェリド出撃命令』2へ
『ジェリド出撃命令』3へ


(参考文献:『ENTERTAINMENT BIBLE.1 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.1 一年戦争編】』バンダイ、『GUNDAM FACT FILE』ディアゴスティーニ、『機動戦士ガンダム 公式百科事典』講談社、『機動戦士ガンダム MSV-R ジオン編』角川書店)


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