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『超時空要塞マクロス』ビデオソフト(1983年発売) 【第27話「愛は流れる」】


かつて、TVアニメの全話ビデオソフトはなかった

80年代、TVアニメ全話がビデオソフトで販売されるということはありませんでした。
そんな時代、当時としては高画質のビデオソフトで映像を楽しむには、劇場版や総集編、厳選された数話が収録されたビデオソフトを鑑賞するといった方法が取られていました。

たとえば『機動戦士ガンダム』(1979~80)は、82年にビデオソフトで劇場版三部作(1981~82)が、これも82年にLD(レーザーディスク)で厳選された話数が収録されたLDソフトが発売されました。

ビデオソフト(劇場版三部作)。
機動戦士ガンダムI   17,600円(137分)【VHS】【βは14,800】
機動戦士ガンダムII  17,600円(134分)【VHS】【βは14,800】
機動戦士ガンダムIII 14,800円(140分)【VHS、β】
(参考:『アニメック』1984年1月号)

LDソフト(2話収録)。
第42話「宇宙要塞ア・バオア・クー」
第43話「脱出」(最終回)




『超時空要塞マクロス』ビデオソフト(1983)……「マクロススペシャル」「リン・ミンメイスペシャル」

『超時空要塞マクロス』(1982~83)も、厳選された話数を収録したビデオソフトが83年に発売されています。
全2巻。
1巻に2話収録。
あわせて4話。

第1話「ブービー・トラップ」
第2話「カウント・ダウン」
【『超時空要塞マクロス マクロススペシャル』12,800円(60分)】

第4話  「リン・ミンメイ」
第27話「愛は流れる」
【『超時空要塞マクロスII リン・ミンメイスペシャル』12,800円(60分)】

(参考:『アニメック』1984年1月号)




第27話「愛は流れる」【『超時空要塞マクロスII リン・ミンメイスペシャル』(1983)】

最終回の第36話「やさしさサヨナラ」はラインナップのなかに入りませんでした。
締めに当たる重要な最終回が収録されていないことに、かつて、ちょっと違和感をおぼえました。
中途半端なところで終わった感が否めません。

しかし、『超時空要塞マクロス』の場合、それは正解なのかもしれません。
第27話で第一部が終わり、第28話から最終回までが第二部なのですが、この第二部の評判があまり芳しくないのです。
27話できれいな形で一応の決着がついたのに、第二部は「よけい」な付け足しと思われていました。
内容が煮詰まっておらず、付け焼刃的と作画を担当した板野一郎は評しています(『WEBアニメスタイル』板野一郎(4))。
ヒロインのリン・ミンメイが人気のピークを過ぎた歌手として描かれているのも、ファンの気持ちを暗いものにさせたかもしれません。
その第二部の最終話である「やさしさサヨナラ」も、盛り上がるに欠ける中途半端な最終回でした。

第一部の最終話である27話「愛は流れる」がきわめて評価が高いため、よけいその粗が目立ちました。
著名なアニメーターである結城信輝は「愛は流れる」を観て、河森正治の話づくりの素晴らしさ、美樹本晴彦・庵野秀明・板野一郎たちの作画レベルの高さからアニメーターになる最終的な決心をしたといいます(『WEBアニメスタイル』第11回 結城信輝・千羽由利子対談(4))。
第二部に否定的な作画の板野一郎は、「愛は流れる」が本当の最終回だと思っているとインタビューで真情を吐露していました(『WEBアニメスタイル』板野一郎(4))。

また、「愛は流れる」はかつてアニメ界最高の賞であった「アニメグランプリ」(『アニメージュ』主催)の第六回アニメグランプリ(1983年)で、一年間に放送されたすべてのアニメ作品のなかから「サブタイトル部門」グランプリを獲得する栄誉に浴しています。

小学生だったわたしも、この「愛は流れる」には感動しました。
ストーリー、作画、音楽、演出などなど、あらゆるものが高い次元でバランスしていました。
とくに、ミンメイに失恋した輝が、ミンメイの『小白竜(シャオパイロン)』をバックにゼントラーディーとの戦いに突入していくシーンはロボットアニメ屈指の名場面だと思います。
ゼントラーディ―の地球攻撃のさい、花屋の前で小さい女の子とお喋りをしていた地球軍兵士が爆発・爆風からとっさに女の子を身をていしてかばうシーンも印象深いものでした。

「愛は流れる」が収録されている『リン・ミンメイスペシャル』は、アニメ雑誌の広告を目にするたびに気になって気になってしかたありませんでした。
しかし、2話で12,800円は高価すぎます。
とても買えるしろものではありません。
ただ、家庭のビデオデッキで録画した粗い映像ではない、クオリティの高いビデオソフトで「愛は流れる」を筆頭とする全4話を観られたらどんなにすばらしいことだろうと夢をふくらませていたものです。




ビデオソフトはステータスだった

当時としては最高峰に近い高画質であるビデオソフトで、好きな作品を、好きなときに、好きなだけ観られるというのは贅沢なことでした。
ビデオソフトを手もとに置いておくことがステータスでした。

いまでこそ、TVアニメは全話映像ソフト化が当たりまえ。
その基準からいくと、全36話のうち4話しか収録していないのは不完全燃焼の感がぬぐえません。
全編通して観るのがベストでしょう。
しかし、それはかつて夢でした。
全話収録のビデオソフトがなかった当時は全話でないのが当たりまえ。
1話でも2話でも、高画質のビデオソフトでお気に入りの作品を鑑賞したいとファンは願っていました。
全話に程遠くとも、厳選された話数収録の高画質のビデオソフトへの憧れはとても強いものがありました。



Comments

そういえば… by 畑かぶら

高校生の時のmy十八番だったのは「愛おぼえてますか」でした(笑)♪飯島真理さんアニメソングによく合う声でしたね☆

Comment#138
  • 2019-12-15(Sun) 23:20:33
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ありがとうございます!かぶらさん by 大検高校

女子高生のラブソングは絵になりますよね。
40代後半男子が自転車に乗って「愛おぼえていますか」を口ずさんでいたらさまにならないこと甚だしい……あ、オレだ。

とま子ちゃんにも「愛おぼえていますか」を十八番にしてもらいたいなあ。
ママ上、直伝の「愛おぼえていますか」。
歌っている姿、かわいいんでしょうね。

かぶらさん、さようなら。
とま子ちゃんによろしく。

Comment#142
  • 2019-12-16(Mon) 13:28:18
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今回はこちらに失礼します。 by 片P

メリークリスマス!
大検高校さん、お世話になります。

「酒は百薬の長」の語源…
わかりました。

「~散る」は、響きのいい言葉です。
ミハルは「~血に染めて」…ひどいと思いました。

マーベルは、いい素材で、機会があればまた描きたいです。
新作は、私も待っています!

『めぞん一刻』といえば「アローン・アゲイン」です。
テレビ生放送の「るーみっく大投票」で見たかったので…

マクロスのビデオが4話だけというのは
私も納得いきません。
ただ、私の好きな回なので、そこは納得です。
あえて順位をつけるとすれば1位は「愛は流れる」で、
2位は「パイン・サラダ」3位は「バイバイマルス」
4位が「リン・ミンメイ」でしょうか…
ほかにも「ミス・マクロス」「ビッグ・エスケープ」が
よかったですね。

第28話以降は、一度終わった物語に付け足しのように
制作されているので、あまり好きではないです。
『ナディア』の劇場版も、そんな感じで
マクロス第27話、ナディア第38話と比較すると
悲しすぎる作画レベルと内容なので、
どちらかというと作らないでほしかった…です。
話のネタになるので、怒りの治まった今では
笑い話ですけど…

『マクロス』第28話以降は、『オーガス』制作のための
準備期間だったというお話も聞いたことがあるのですが
私もそう思っています。
第35話「ロマネスク」だけは好きで、
録画したものを何回も視聴しました。
要はカムジンが好きなだけですけど…
第27話の「オレたちも行くぜ」が好きなセリフのひとつです。
Aパートのゼントラーディ―の地球攻撃シーンは
私も好きで、そのカットのひとつに第1話の
マクロス主砲発射シーンが
あったのが謎でした。いまだにわかりません…
一番好きなのは戦車のカットです。何度も繰り返し観ました。
そして、ミンメイの歌う「愛は流れる」に合わせた動画と
この回の為につくられた間奏と編曲が、すばらしいです。
間奏部分では、輝と未沙が統合軍基地で再会するシーン、
曲の最後では、ボトル旗艦が宇宙の塵になるシーン…
そこも、何度も繰り返して観ました。

他にも、いろいろあるのですが
きりがないので、この辺で失礼致します。
機会があればまたお話させてください。

Comment#143
  • 2019-12-24(Tue) 06:19:30
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ありがとうございます!片Pさん by 大検高校

片Pさんのキャラクターデザインで富野アニメ、ほんとうに見てみたいなあ。

片Pさんは、「アローンアゲイン」のことは『めぞん一刻』OP以前にご存じでしたか?
わたしは、『めぞん一刻』OPで初めて耳にしました。
良い歌ですよね。
本放送当時は、謎の一話かぎり交代でミステリアスでもありました。

第35話「ロマネスク」はカムジンとラプラミズの「キ~ス~」の回ですか?
わたしの第二部のお気に入りは、第31話の「サタン・ドール」です。
カムジンたちがマイクローン装置を強奪するために新統合軍の施設を襲撃するのですが、その戦いが小規模……スパルタン2機、バルキリー1機と生身のカムジンたちとの短時間の戦いなのですが、テンポが良くて昔から大好きなんですよ。
スパルタンが(やられ役ですが)かっこいいんですよね。
やられっぷりがいい。
『マクロス』で、もっとも繰り返し再生した戦闘シーンかもしれません。

第2部は、『マクロス』TV版の評価をわたし的にはさげてしまったなあというのが正直な感想です。
27話までだったら、評価はもっと大幅に高かったのですけど。

ゼントラーディ攻撃にまじってマクロス主砲発射シーンがあったのですか?

戦車のカットのことをくわしく教えていただけませんでしょうか?
気になります。

「愛は流れる」も名曲ですねえ。
「おとこたちはみーんなー」とか子供のころ、よく口ずさんでいました。
しっとりとした曲が、戦いの終幕が近づいていることを予感させ、また、戦い終わったあとの気だるい余韻を演出していたように思います。
最終回にぴったりの曲ですよね。
(実際には第2部が続いてしまいましたが)

片Pさんの順位、わかります。
18話「パイン・サラダ」はバネッサとフォッカーが大人ですよね。
すごい大人の恋愛。
フォッカーは自分がたすからないことがわかって、それで治療を受けずに愛するバネッサのそばで死ぬことを選んだのでしょうね。
ギターを手に静かに死んでいくフォッカー、死ぬまでかっこよすぎます。
あと、マックスVSミリアの天才同士の一騎打ちもありました。

7話「バイバイマルス」は、早瀬未沙とライバーのお話しですね。
いまはもういない恋人(未満?)との恋を抒情(じょじょう)ゆたかに描いていました。

4話「リン・ミンメイ」は「同じ屋根の下」でミンメイの魅力爆発の回でしたね。
宇宙を泳ぐマグロを酸素ボンベなしで輝が捕獲するシーンは、インパクトあったなあ。
これをもとにした劇場版のミンメイと輝がキスする場面で流れていたBGMは、ロマンチック(書いていて恥ずかしいですが)でいいんですよね。

9話「ミス・マクロス」は、わたしの好きながっしりしたアーマード・バルキリー登場の唯一の回。
偵察機との一騎打ちの戦闘シーンがすごい。
偵察機の爆発に巻きこまれて気を失った輝が意識をとりもどしたとき、モニターにはミンメイがミス・マクロスに選ばれていて、目覚めてすぐにミンメイが「ちょっと遠い存在」になっていたのが印象的でした。

12話「ビッグ・エスケープ」は11話「ファースト・コンタクト」とともに、生身のブリタイの驚愕の強さなどが印象的でした。

あとは、19話「バースト・ポイント」で、味方のバリアーエネルギーの暴走によって柿崎が亡くなるところなども衝撃的でしたね。

片Pさん、ではまた、さようなら。

Comment#144
  • 2019-12-26(Thu) 16:02:01
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お世話になりました。 by 片P

大検高校さん、お世話になります。

またまた、マクロスのお話とかです!
第35話「ロマネスク」は、カムジンとラプラミズが
散った回ですね…
カムジンが、あれでお亡くなりになったとは
思えないので、36話まで制作したついでに、
その後のカムジン一家も見てみたいです。

「サタン・ドール」は、「バイバイマルス」と同じく
平野氏が作画監督の回だったと思います。
平野氏の絵は、美樹本氏の次に好きですね。
すごく特徴があって、特に口元でしょうか…
「バースト・ポイント」も、平野氏の絵でしたね。
カフェで、フォッカーを思い出しているクローディアと
ミンメイの歌「シルバームーン・レッドムーン」が、
あまりに重なっていて、好きなシーンですね。
スパルタンは、設定資料では他のデストロイド同様
下半身がどっしりしていて安定感があるのですが、
アニメで見ると、そう見えません…
メカ作監は板野氏だったので、最高の作画のはずなのですが、
やはり、演出に問題があるのでしょうか?

第27話「愛は流れる」は、その作画が劇場版並みで、
おそらくカットが間に合わなかったのだと思います。
マクロスの主砲は、サイコガンのように、くいっと
曲がったような演出で、忘れられません。
主砲によって破壊されるシーンのカットが
ボドル艦隊の攻撃のなかに入っていました。
違和感はないですけど、使っているな~、と感じました。
戦車のシーンは、花屋のシーンと同じく、ほんの一瞬です。
最初の砲弾が、雲を散らして地表に直撃して、
そこからのシーンは、一時停止にして、何度も見直しました。
女の子を庇う兵士も印象的でしたが、戦車の塗装が
0.1秒で剥がれて、地面に焼付く…まさに原爆をおもわせる
演出にしびれました。
ボドル艦隊の攻撃のシーンが好きなのは、その時のBGMの
せいですね。

「アローンアゲイン」は『めぞん一刻』のために
つくられた曲だと思っていました…
その理由は、劇場版ドラマの主題歌が
「アローンアゲイン」だったというのもありますし、
そうであってほしいという願望からでもあります。
テレビアニメの音楽は、既存のものとオリジナルのものと、
どちらでも、その世界観に合っている気がします。
選曲をされる方は、すごいです。プロでしょうけど…

それと、私が描く絵は人様の絵を模倣したものなので、
コミック化やアニメ化はムリですけど、
大勢の方に見てほしいという願望はありますね…


それでは…
明日から来年3日(金)まで、
ネット活動をお休みさせていただきますので…
今年は大変お世話になりました。
良いお年をお迎えください。

Comment#145
  • 2019-12-30(Mon) 05:39:03
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ありがとうございます!片Pさん by 大検高校

平野俊弘ですか。
たしかに、「サタン・ドール」も「バイバイマルス」もミンメイや美沙たちがかわいいですね。
このまえおたよりしたとき、参考にマクロス本をめくってみたのですが「ビッグエスケープ」の美沙が尋常でなくロリロリのかわいい顔でした。
その本には作画監督の記述がなかったのでだれだかわかりませんでしたが、片Pさんから平野俊弘の名前を聞き、もしやとおもいネットで調べましたら、やはり平野俊弘が作監でした。
わたしのなかでは『メガゾーン23』や『イクサー1』が印象深い平野キャラですが、もともと、『マクロス』でその存在を認められたんですよね?
かわいいキャラクターを描かせたら天下一品ですねえ。

クローディアは、大人になってからその大人の女性としてのすごさを実感しました。
すいも甘いも噛みわけた落ちついた女性の魅力は子供にはわかりにくいものでした。
小学生のころは、声優さんが「のび太くん」なのが気になりました。

スパルタンのやられっぷりは、むしろ爽快でした。

マクロス主砲のシーンがまじっていたとは。

戦車のシーン、片Pさん、くわしいですねえ。
『マクロス』にはまっていたのが良くわかります。
『マクロス』に対する情熱がすごい!
その情熱のさまは、拝読している『マクロス』好きのこちらもうれしくなってしまいます。
それにしても、塗装が剥げて地面に焼きつくとは……そんなこまかいこだわりの描写があったとは。
『マクロス』は、アニメが好きで好きでたまらないといった情熱的なスタッフたちによってつくられていましたよね。

模倣からはじまり、その人の持ち味になるのは芸術一般に共通するのではないでしょうか。
小説も、まずは模倣からと言われています。
美樹本晴彦などは、安彦良和の影響もそうですが、『ジャスティ』や『ラグナロックガイ』などの岡崎つぐおに影響されまくりではないでしょうか?
かなりのあいだ、わたしは美樹本と岡崎つぐおはペンネーム違いの同一人物だとおもっていたくらいですし。
その観点からいくと、片Pさんの絵は独自の魅力をもっているとおもいます。
マーベルしかり。
たとえば、峰不二子のエロティックさはいままで見た「ふ~じ~こちゅわ~ん」のなかでも最高レベルの峰不二子だとおもいました。
透明感のある瞳が良いですよね。
片Pさんキャラデザの富野アニメが見たし!

わたしも「アローンアゲイン」は『めぞん一刻』専用の歌なんですよね、わたしにとっては。
たった一度の「アローンアゲイン」が非常に思い出深いです。

中退してから1年ちょっとたった冬の土曜の午前、家から20キロは離れた出先の本屋さんで流れた「アローンアゲイン」を耳にして、高校のみんなのことを思い出しました。
「アローンアゲイン」じたいは中学3年のときにかかったのですが、『めぞん一刻』は高校1年のときも放送していました。
「アローンアゲイン」を耳にして、そのとき3年生として学校で授業を受けていたであろう同級生たちのことを想いさびしくなったのが、高校中退をもっとも後悔した思い出の一つです。
そのことでますます『めぞん一刻』の「アローンアゲイン」が特別な曲になりました。

片Pさん、今年もよろしこ!さようなら。

Comment#148
  • 2020-01-04(Sat) 08:55:24
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今年もマクロスです。 by 片P

大検高校さん、お世話になります。

平野氏の作画は、キャラが可愛く描かれているので
「バイバイマルス」は、ロリコン未沙ともいわれています。
軍に入ったばかりの未沙は、小学生にしか見えませんでした。
平野氏は、おそらくそこから始まったのではないでしょうか。
「ビッグエスケープ」では、水でぬれたストレートの
未沙が、新鮮でよかったです。
劇場版でも、平野氏のカットはひと目でわかります。

クローディアは、たしかに大人の女として描かれていますね。
小原さんの声があてられたのはなぜでしょう?
ドロンジョと、のび太には共通点がないのに
違和感なく観れます。クローディアも、のび太とは
まるで違うキャラです。
肌の色で、クローディアとナディアを比較してしまいます。
ナディアが、クローディアのような“ちびくろさんぼ”
だと、私は好きにはならなかったでしょう。
クローディアとフォッカーのイラストも描いたことが
あるのですが、やはりカフェのシーンです。

『ジャスティ』は、好きでした。
岡崎先生の漫画で『マクロスⅡ』を持っています。
どちらが影響を受けたのか?と考えていた頃も
ありましたが、どちらも安彦先生の影響を受けているのは
たしかです。

私の絵は、そのほとんどが元絵の構図を参考にしています。
不二子は、前作の『ルパン』テレビ映画のカットです。
他のメンバーも、それぞれのカットを組み合わせて
ひとつの集合絵にしています。
マーベルは、湖川氏のタッチが好きで、できるだけ
似せようと描いているのですが、
自分の絵になってしまいます…

アニメのOP・EDテーマで一番好きな曲は、おそらく
「アローンアゲイン」ですが、それはOPアニメーションが
あってのものです。作画レベルは、あまり良いものでは
ないのに、なぜか気に入りました。
大検高校さんの思いとは違いますが、好きなものが
同じでうれしいです。

それでは、失礼致します。

Comment#149
  • 2020-01-06(Mon) 06:05:15
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ありがとうございます!片Pさん by 大検高校

ライバーとのエピソードのときには、すでに美沙は軍に入っていましたか。
とてつもなく幼いころのエピソードだとおもっていましたが、平野キャラのかわいさにだまされていたようです。

「バイバイマルス」は、大人になってからの美沙(2009年時点)もロリロリしているんですよね。
びっくりするくらいの美少女でした(横にいた輝もどびっくりの美少年風でしたし)。
平野キャラのすごさをあらためて実感しました。

片Pさんのおっしゃっていたように、平野キャラの特徴は口もとや唇でしょうかね。
あの口もと、唇を見ていると、心がもぞもぞしてきます。

たとえば、劇場版ではどのシーンが平野俊弘でしょうか?
一目でわかるとは、さすが片Pさん。

小原乃梨子さんは、もともと洋画の吹き替えでもBB(ブリジット・バルドー)やCC(クラウディア・カルディナーレ)など大人の女性を演じていらっしゃいますからね。
シルビア・クリステルといった子供が観てはいけない映画に出演していらっしゃった女優さんも、持ち役の一つだといいますし。
むしろ、コナンやのび太のような少年役のほうが当時の人にとっては意外性があったかもしれません。
クローディアは、むしろ原点回帰かもしれませんね。

メジャーデビューということになると、岡崎つぐお(『ただいま授業中』1980年、『ジャスティ』1981年)が美樹本晴彦(『マクロス』1982年)にちょっと先行していますが、わずかの差ですね。
高校生のころには始めていたというアマチュア時代や細野不二彦のアシスタント時代に美樹本晴彦が有名であったのなら、岡崎つぐおが美樹本晴彦の影響を受けた可能性もあるかもしれませんね。

『マクロスII』はキャラデザインの美樹本晴彦と絵柄が似ているということで、岡崎つぐおにコミカライズのオファーが来たのでしょうかね?
『マクロスII』のコミックは2000年代に買う直前までいったのですが、OAVを観ていたので予算の都合から購入するのをやめました。
しかし、絵がうまく美樹本似の岡崎つぐおがどうマクロス世界を描いているのかはいつも気になっていました。
『ジャスティ』などもそうでしたが、岡崎つぐおの絵は本当にきれいですよね。

片Pさんバージョン「マーベル・フローズン」もとても良かったですよ。

片Pさんの『めぞん』関連ブログには、「アローンアゲイン」のOPアニメの良さがせつせつとつづられていますよね。
原作に似た絵柄と四季の移り変わりを表現したところが、あのOPアニメの魅力でしょうか?
『めぞん』には録画した回としていない回があり、「アローンアゲイン」のときはたぶん録画していませんでした。
ですので、OPアニメを一回しか観ていないのでほぼ記憶にないんですよね。
コミカルな感じの絵柄だったのはおぼえているのですが。
どんなOPアニメだったのでしょうか?

片Pさん、『かまいたちの夜』の季節がやってまいりましたね、さようなら。

Comment#150
  • 2020-01-09(Thu) 03:08:26
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またまたマクロスです。 by 片P

大検高校さん、お世話になります。

『愛・おぼえていますか』での、平野氏のシーンは
かなりありますが、まずカムジンとミリア全般、
ブリタイと接触した輝たち、茶店の3オペレーターズ、
ミンメイのシャワーシーン、などです。
ちなみに、未沙とライバーとの回想シーンは美樹本氏です。
『めぐりあい宇宙』の安彦先生を思い出しました。
あの場合は、その逆でしたけど…
映画のパンフの表紙の未沙も平野氏のカットですが、
輝とミンメイは美樹本氏です。
きりがないので、今回はこのくらいにさせていただきます。

美樹本氏の絵と、平野氏の絵が違うのは、
安彦先生の絵と、他の作監の絵が違うのと同じです。
まるで違うので、大検高校さんも
注意して見られますと、違いを楽しめると思います。
唇も特徴ですが、カムジンの顔は可愛く見えませんでした。
あと、頭身も美樹本氏のキャラより少ないです。
美樹本氏のキャラ設定は、なぜか劇場版では
頭身が少なく描かれています。

絵柄が似ている漫画家やアニメーターは、
数多く知っていますが、たいていはアシスタントなどですね。
岡崎先生は、『マクロスⅡ』の漫画で、なるほど!
と気づきました。あれで、影響を受けていないなんて、
ありえません。

『めぞん』「アローンアゲイン」OPアニメは
原作のカットや扉絵を、不慣れなアニメーターさんが自分の
タッチ(高橋先生の絵とはまるで違う素人のような絵)
で描いたものや、そのまま原画を彩色したものが
使用されています。「結婚しちゃおうかな…」は、元絵に
そのまま彩色されていますが、原作には色がなかったので、
そこがよいのです。絵がヘタという部分より、
カット数の多さ、そして、
なにより、四季の移り変わりを表現する案が
よかったのでしょう…

この時にかかったEDテーマも好きなのですが、
私の中では「アローンアゲイン」の陰となっています。
おそらく、記事にすることはないでしょう…
「アローンアゲイン」とも、いつでも観ることができます。
ただ、観るのはOPだけで、本編は一度しか観ていません。

今年は雪を見れそうにないので『かまいたち』の世界が
見えてきません…2月まで、あと半月ですのに。

それでは、失礼致します。

Comment#151
  • 2020-01-11(Sat) 06:04:57
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ありがとうございます!片Pさん by 大検高校

ミリアですか。
ということは、『愛おぼえていますか』のなかでも屈指の名シーンであった(かつ、劇場で唯一笑いがおきた)、天然天才マックスの「うつくしい……」のあのシーンもそうなのですね?
しかし、言われてみれば劇場版のミリアはTV版よりもやわらかくて美少女テイストになっているような気がします。
劇場版のミリアは、ゼントランの殺し方がむごいのでおっかない印象がありますが、顔だけ見ればかなりのかわい子ちゃんかもしれませんね。
そういえば、『イクサー1』きっての美女サー・バイオレットにも似ているような。
(ちなみに、サー・バイオレットは塩沢兼人が声を当てていました)
あのミリアは、平野版ミリアだったのか……。

カムジンも平野俊弘ですか。
しかし、劇場版のカムジンは終始ヘルメットをかぶっていましたし、やたら影が多かったですし、顔がわかりづらくて顔が命の(それだけではないですが)平野作画の意味が薄いような……。

3オペレーターズはわかりますね。
とくにシャミーは、平野作画向きのロリロリですから。

ミンメイのシャワーシーンですか……あれはいいものでした【しみじみ】。
(マ・クベの「あの壺を~あれはいいものだ」的な)
平野作画だからですかね、あのときのミンメイのヌードはちょっと幼児体形っぽい印象があったんですよ。
うっすらとですが、84年当時、そう思っていたような気がします。
ちょっと手足短めで、天使のような幼児体形っぽかったような。
あの長年の謎の答えは、平野作画だったから?

パンフレットの表紙は、ミンメイでなく美沙が平野作画ですか。
適材適所は逆のような。
それとも、美沙の印象をやわらかなものにしたかったのでしょうかね。

最近、岡崎つぐお『マクロスII』をあまり古本屋で見かけなくなった気がします。
いまごろになって、また、読みたくなってきました。

ギルバート・オサリバンのED曲とその絵は、まったくおぼえていません。
きれいさっぱり、記憶から消えています。
どんな曲と絵だったのでしょうか?

なるほど、アローンアゲインOPの魅力は、ここだけ限定の原画に彩色したものや、カット数の多さ、表現された四季の移り変わりなどですか。

ところで、前々から気になっていたのですが、片Pさんのブログで「アローンアゲインOPは四季の移り変わりの切なさが魅力」というようなことを書いていらっしゃいますが、あの切なさとは?
切なくなるようなことがなにか描かれていたのでしょうか?
それとも、楽しい思い出も過ぎてみれば切なくなることもある、というような感じの切なさなのでしょうか?
それともなにかほかにわけが?
アローンアゲインOP絵は、コミカルな印象しかなかったので、切ないという言葉がずっと心に引っかかっていました。

片Pさん、たしかに栃木の日光の男体山(なんたいさん)も雪かぶっていないような、これでは今年の『かまいたちの夜』が……さようなら。

Comment#152
  • 2020-01-15(Wed) 07:02:06
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またまた『愛おぼ』です。 by 片P

大検高校さん、お世話になります。

そういえば、『愛・おぼえていますか』で美樹本氏の
ミリアを見た記憶がありません。
マックスの「うつくしい……」のシーンは
本当に美しくミリアが描かれていました。
口紅はメルトランでは、
士気を高める効果があるのでしょうか…
テレビシリーズで化粧は気になりませんでしたが、
「うつくしい……」というセリフの効果と
ミリアの顔が、そばにいる小さなマックスとの
対比で、大きく見えて、その表情が印象に残りました。

映画のパンフの表紙ですけど、輝とミンメイは
美樹本氏のイラストで、なぜか
未沙のカットだけが、セル画です…
スカル小隊の飛行シーンのカットもありますが、
それは映画のワンシーンですね。
バラバラのようで、全体的にまとまった絵に見えます。

ミンメイのシャワーシーンといえば、閉鎖空間です。
この世にふたりだけの世界…
TVシリーズとの相違点は、BGMに「0Gラブ」がかかるところ
でしょうか…
ミンメイの歌では好きな方なので、このシーンが
特に気に入っています。
輝と未沙の閉鎖空間は「ミクロ・コスモス」でしたが、
さすがにシャワーシーンはありませんでした。

そういえば、『超時空要塞マクロス』の漫画は
描かれていませんね…
もし、描かれるとしたら、
美樹本氏と板野氏で描いてほしいですね。
平野氏はメカも描けるようですので、
「バイバイ・マルス」「ビッグ・エスケープ」
「バースト・ポイント」「メッセンジャー」は、
平野氏でお願いしたいです。
朴氏と鈴木氏の作画は、少し粗いのですが、
それぞれが作監を担当した回は、やはり、
その作画で見たいですね。

「Get Down」は、「アローンアゲイン」とは、
まるで反対のにぎやかな曲です。
通常はOPがにぎやかで、EDが静かな曲なのですけど、
この場合は、合っていると思います。
作画も、全体的にコミカルに描かれていますね。
四季は出会いと別れを感じさせます。
その四季が描かれていたので、そこに切なさを感じたのです。
EDには、それがなかったので比較してしまいます。

最近、少し冬らしい寒さになったような感じです。
雪が降れば・・・

それでは、失礼致します。

Comment#153
  • 2020-01-18(Sat) 06:10:41
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